2010 年 8 月 10 日

天気雨

キツネの嫁入り。天気雨。けっこう好き。

その靴に相応しい人になりたい。いつかまた、めぐりあえるといいな。

何にせよいまのわたしにできるのは、目の前の原稿を仕上げつつ勤め先に迷惑かけない、家計と家事を回すこと。特別なことなんてひとつもない。音をあげそうになってる自分は、選ばれし馬鹿ということか。

夜のうちに冷やしておいたバナナ。ちょっと贅沢な味がしました。今週はきつそうだけど乗り切ろう。

2010 年 8 月 8 日

20xx年の日曜日

不用意なワンクリックで、自分のカンが大当たりしていたのが分かってしまった。どうしてこんなことばかり鋭いんだろう。バカなの? (あ、ワンクリック詐欺に引っかかったわけじゃないですよ)

友達(おんなのこ)と、男女の友情があるかないかについて話していた。わたしはまだ「ある」と思いたい。せつなさを感じたとき、友達になりたいというのは嘘になってしまうのかもしれないけど。

「あれ、ティーンズハート小説で『2010年の人魚姫』ってなかったっけ?」
……と思ったら、『2100年の人魚姫』(著/折原みと)でした。さすがに近未来すぎるか。と言っても90年先の話。あれは普通にハッピーエンドだったはず(人魚は出てきませんが)。ところでアンデルセンの人魚姫の結末について考えてみると、人魚姫の最後は幸せだったと思う。男と同じ人間になれて、男の前に一瞬でも立てたのだから。好きな人が心穏やかに笑っているのは、他の何よりも代えがたい。

早くお弁当を持っていける気候になればいいのになぁ…ってまだお盆前か。ちょっとでも節約したい。今週末で、事務所が田町へお引っ越しをする。文章校正の仕事で入ったのに、二転三転(?)して制作進行管理(アシスタント)に。決め手は通勤時間の短さだったんだけど、当初の倍以上かかるっぽい。カンの鋭さが、こういう見通しに使えないのはなんでだぜ。

2010 年 8 月 7 日

3日間戦争

8月4日。
仕事で青山というか表参道に寄る。日が沈んでも全身から汗が吹き出していて、熱射病にかかったような感じだった。とてもじゃないけどまっすぐ帰らざるをえないという状態。しかし、地下鉄に乗るまえにSPIRALを外から覗くと「BASARA」の文字。あぁそうだったと思い直して入ってみた。天明屋尚さんがキュレーターを務める「BASARA展」。初日のオープニングパーティの準備も進む中、ご本人もいらしていた。とても雰囲気がある人だった。が、しかしわたしはどうして、汗べっとり仕事着のまま入ってしまったのか。作品に圧倒されてしばらくしてあたりを見回して、ちょっと後悔。SPIRALだぜ、オープニングパーティのスタート前だぜ。華やかな出で立ちの方々に囲まれてしぼんだ風船になった気分。

オタクではない強烈な表現の系譜に興奮。オタクが嫌いなわけじゃないよ、そうじゃないけどそればっかりというのも居心地が悪い。

8月5日。
「ここの家の住人になりたい」と思っている素敵なハウススタジオで撮影立ち会い。ここならアリエールでもアリエッティでにも何にでもなろう。でも、お昼の心配をしながらB1から3Fまで駆け回るような現場仕事は足が痛くなる。一日中座っているのもしんどいものだけど、こういう動きもそれはそれで……ただの面倒くさがりじゃないのか。そうかもししれません。

そういえば、曲がりなりにも二足のわらじをはくことを試みて1年。失ったものが多い代わりに、得たものは少ないような気がする。これから得られますように。人事を尽くさないと天命も待てない。

8月6日。
筋肉痛とか筋膜炎が治らないまま、この日もほとんど立ちっぱなしだった。深層筋をゆるめるとか鍛えるとか、そういうのを覚えつつ若干効果は現れ始めている気がするけど、まだまだです。

某情報誌での案件が終了にならないとのお知らせ来たり。とりあえずうれしい。

多くの大手新聞社の記者採用(社会人枠)には年齢制限がある。受けようと思っているのではないけど、その年齢が迫ってきたのを知って、ちょっと目を見開いてみる。

2010 年 8 月 3 日

いつのまにか8月が終わらないように

暑すぎる。

ふらりと読んでみた。

『人生を救え!』町田康・いしいしんじ

毎日新聞に掲載されていた町田康の人生相談+いしいしんじとの対談。

とあるケースが、ストライク。似た事態に遭遇していて「どうしてこうなってしまうのか」といぶかしく思いつつ「なんてあほらしいんだ」と笑っていた。「あほらしいとは思えません」そう仰ってもらうだけでもホッとする。一般論でもいいんですよ別に。そこに至ってしまったまでの、いろんな可能性と対策が挙げられているけど、要するに、知らぬ間に「驕る平家」になっているのがよくないのですね。そうでなければナントカ姉妹になればいい。

どちらも険しそうだな。

土曜日の紅茶煮の煮汁に野菜と卵、ブイヨン、醤油少々を入れてスープに。なんとなく中華風、濃厚な味を堪能しました。

脳みそと心意気と反比例するかのように眠気に襲われる。7時間寝ないと起きられないらしい。デッドラインへの時間がどんどん迫っているのは分かっているし、何を書くかはハッキリしている。だいじょうぶでありたい。

2010 年 8 月 1 日

the mirror

ブロック豚肉を紅茶煮。美味しいけど、たぶん素材がいいからだと思う。ウデではなく。

今まで、低農薬とか国産とか、蛍光増白剤ナシといった食材や日用品に囲まれてきた。目が飛び出るほどの金額ではないけど、人によっては「なんてムダなことを!」と思うだろう。でも、わたしが意外としぶといのはこのおかげかもしれない。普通に考えたら、生まれてこのかた人知れずエキセントリックな暮らしばかりしてきたけど、食生活でどうにかバランスをとってきたのだと思う。食べ物だけじゃないか。市販のハミガキでかぶれて大変なことになる体質は相も変わらずイヤな感じ。わたしは一人になっても、らでぃっしゅぼーやぐらいは使ってしまいそうだ。

反面教師という言葉は生きてくのに必定だったけど、そんなことはどうでもいいやと思うようになってきた。というよりも、なんでも悪いことばかりってわけでもない。

既成のものや権力的なものに批判的な人が一歩間違うと、なんでも全否定して自分以外を馬鹿だと言う人になる。前者と後者がペアになれば、他人が一緒にいて感じるよりもお互いが苦にはならない。しかし、きれいな花を見て美しいと言える人かどうかが、前者と後者の分かれ道なのかも。

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