初めて文学フリマに行った。デザインフェスタ的な雰囲気を想像してたのだけど、ちょっと見当違い。会場の規模ではないよ。独特な雰囲気に押し切られて、流されてそのまま出口まで行ってしまった。コミケってあんな感じなのだろうか?
ゴーギャンの有名すぎるタイトル「——われわれはどこから来るのか、われわれは何者なのか、われわれはどこへ行くのか——」を思い浮かべていた。この人はきっと最後に眠る瞬間まで、居場所を求めていたのだろう。
数年前、ベルクソンの「閉じた社会」から「開いた社会」をつなぐものはwebというかネットの世界であろうとか云々言っていたものですが。そんな簡単に「開いた社会」が生まれるものでもない、というか「閉じた社会」が部分的に加速しているような気がする。
「開いた社会」が万能であるとは限らないし、それが間違いである可能性もあるけど。個人の経験としては、やっぱり10年前の5月より今のほうが開かれていると思う。
「父の日にはこんな贈りものはどうでしょう?」というDMが届く季節。もしもこの先に機会があれば、精子をありがとうと言いたい。曲がりなりにもこの世に生まれることができたのは、あなたの力でもあるのだから。今年は、そんなことを思った。殊勝なことを言ってみるけど、嘘じゃない。











