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2010 年 2 月 5 日

嫌なシンク

某所にて。
「社長の指示があり、本日から喫煙室は使えません」
という知らせとともに某社の喫煙室が突然使用禁止になった。なんなんだろうか。火の用心? 消防署のガサ入れ? いやぁ、まさか健康云々って話じゃぁないでしょうね。

こんな本を読んでてタイムリーですよ。

「僕がこの本で面白いと思っているのは、次のことを明らかにしているところなんだ。前向きな要素(健康、子どもの保護、メディアなど)がかつて見られた圧政のやり口と同じくらい乱暴な暴虐行為にどうやって姿を変えるのか。また、以前は権力と支配という名のもとに振るわれていた暴力が、今日どうやって善と正義の名のもとに公使されるのか。これは現代のひとつの特徴だと僕は思ってる」

著者ブノワ=デュトゥールトゥル本人のザ・ストレンジャー誌のブログインタビュー/P201 訳者あとがきより

大まかに言うと賛成。

ただしこんなこと言いながら……最近この手の話題になると槍玉にあげあれる「女性専用車両」については、現時点で必要だと思っている。異なるものを善意のもとに排除するのは暴力的すぎる。でも、実際は通勤車両って「男性基本車両」。それがそもそも間違ってると思う。いや、「そもそも」と言うのなら、あの通勤電車に乗ること自体が狂気じみているのだけど……。

それとひとつ。この本でも女性と子供が「善意の暴走」のシンボル(あくまでシンボルね)となっているけど、どうして女と子供は同一視されるのだろう? それが嫌だ。子供が嫌なのではなくて、どうしてことさらに女と子供をひっつけようとするのだろうか。男とひっついてる方が自然じゃないのか。あ、そうか。人間の自然はライオンのコミュニティに似てるわけね。なかなかどうして、そんなときだけ野性を持ち出したくなるご都合主義。

さぁここで、わたしにとっての善は暴力の側にまわってきました。紙一重すぎる。

タバコは吸わないけど、奇天烈すぎる締め出しはタバコの害よりも怖い。これが次はアルコールらしいですね。ぎゃん。