ただ熱くて幻影をみたのだろうか。
「今年こそは行く」と春に決めていたフジロックは、結局のところ一日も行けず。
街のなかで、野外フェスっぽい体験をした。日の高い時間に用事を済ませるため、原宿と表参道を往復。ものすごく熱くて「このままでは焼豚だ」「いや茹で豚だ」などとくだらないことを考えた。ビルと人に囲まれた熱風は恐ろしい。まさに「コンクリートジャングル」。しかし帰りしな、新宿方面の山手線を待っていると心地よい風がやってきた。「緑か…」と杜を見て思わずつぶやく。突如として、自然のなかに生きているという実感が湧いてきたのだった(後ろは満員の竹下通りなのだが)。音楽聴きながら立っていたものだから、一人でフェス気分。ヒャッホー。
……叫んだのは心の声ですが、「自然とともにあるのが人間の本来あるべき姿なのかなぁ」と、山に行かずともボンヤリ考えた。とは言え、やっぱり虫(ゲジゲジ、ゴキブリ系)は苦手だし、たぶん東京付近じゃないと住めない。小さな緑に感謝するのも、身勝手なこと。それでも思わずにはいられない。
だいたい、用事を済ませたついでにフラッとla droguerie(ラ=ドログリ)に立ち寄るという行動がすでに、物欲に負けている。リバティプリントの包(くる)みボタンが入荷ホヤホヤとのことで…お買い上げです。












