夜。いつも通る住宅街。
ある一角に、ラブラドールを飼っている家がある。この時期、どうやら日中や夜中は居間にいる様子。だけど庭にも犬小屋があって、夕暮れ時には誰かが帰ってくるのをじっと待っている(たまに、垣根からヒクヒクした鼻が出ていて驚くのだけど…)。昨晩この家を通りかかったとき、家の玄関ドアの前で、毛足の長いネコがじっと丸くなっているのを初めて見た。すでにお休み中だったが、その様子が野良というよりは「自分ち」で暮らしている感じだった。
「ネコは場所に居着くと言う。前の住人の飼いネコだったのかも?」「迷子になって、なんとなく家の前で寝てしまった」とネコについて考えた。そして「知ってて吠えないのか、あのラブラドール!」と、ラブラドールの心の広さに感無量。映画「魔女の宅急便」に出てくる、ジジを助けた大型犬を思い出した。妄想バンザイ。
もっともわたしが知らないだけで、この家ではネコも飼っていて、まさにこの家の子だったのかもしれないけどさ。











